結婚調査には多くのメリットがありますが、リスクといえるようなことも複数あります。
ここでは結婚調査のリスクを挙げていきますので、どんなことがリスクといえるのか知りたい人は目をとおしてみてください。
目次
結婚調査のリスク
結婚調査には多くのメリットがありますが、リスクといえるようなことも複数あります。
ここでは結婚調査のリスクを挙げていきますので、どんなことがリスクといえるのか知りたい人は目をとおしてみてください。
対象者にバレるリスクがある
探偵事務所や興信所が尾行や張り込み、聞き込み調査などを失敗し対象者にバレてしまうこともありますが、依頼者がほかの人に話す、書類や携帯電話・パソコンの履歴を残していることなどがきっかけで失敗することもあるのです。
調査がバレてしまうと以降の調査を継続することができなくなりますので、場合によっては得たかった情報が得られなくなります。
結婚が破談になるリスクがある
結婚調査が失敗に終わってしまった場合、相手がこれ以上の交際は続けられない、結婚の話を白紙にしたいといってくる可能性があります。
また、結婚生活を送っていた場合、調査がバレると離婚を切り出されてしまうようなリスクもあるでしょう。
そのほか、その場で別れることにならなくても、バレると著しく関係が悪化してしまう可能性が非常に高いです。
ショックを受けるリスクがある
相手を信頼していた人の場合はとくに、結婚調査の報告書をみて、相手の真実の姿が違っていた、裏切られていたという場合には多少なりとも傷付きます。
立ち直るのに時間がかかることも十分に考えられますので、どんな結果も受け止める覚悟が必要になるでしょう。
高額な費用が請求されるリスクがある
結婚調査をおこなってくれる探偵事務所によっては、多額のお金がかかる場合があります。
腕が確かなところにお願いするのが肝心ではありますが、その中でも低料金、明朗料金で追加費用が請求されないところに依頼することが大切です。
急に真実を突きつけられるリスクがある
結婚調査は自分が依頼していなくても、心配をした両親が探偵事務所などにお願いすることもあります。
ある日突然交際中の相手との関係は解消したほうがいいと、ウソや裏切りがあることを知らされる可能性があるのです。
調査中に依頼者が注意すること
結婚調査の成功率は100%ではありません。
探偵事務所や興信所の腕や対象者の行動にもよりますが、依頼者が原因で失敗に終わってしまうこともあるのです。
ここでは結婚調査時に依頼者が注意すべきことを解説しますので、参考にして調査時の行動には十分に気をつけてください。
情報を引き出そうとしない
探偵事務所に結婚調査を依頼するにあたり、契約前にまずは相談をする形になります。
その際、調べてほしい相手に関する情報は多いほどよいのですが、直接相手にあれもこれもと質問するのはやめましょう。
何か疑われているのではないか、怪しまれているのではないかと、相手に警戒心を抱かせてしまい、いつも通りの行動をしなくなる可能性があるからです。
調査が終わるまではいつもどおりにする
調査中にはしっかりと調査が進められているのか、相手に悟られてしまわないかと精神的に不安定になる人がいますが、調査が終わるまではいつも通りにしていてください。
ちょっとした自分の変化が相手におかしいと思わせる原因になるため、いつもと違った素振りはみせないようにすることが大切です。
また、相手に何をしていたかなど、質問攻めをするようなことも調査の妨げになりますのでしないに越したことはありません。
結婚調査に関する証拠が相手にみつからないようにする
相談時にまとめておいたメモ、携帯電話の通話履歴、メールの送受信履歴、調査開始前に取り交わした契約書などの必要書類といった具合に、相談や依頼をしたことがわかる証拠はどうしても残ります。
メモや履歴はみつかる前に削除し、重要な書類は相手の目に触れないところに保管しておくことが大切です。
とくに結婚調査の対象者と一緒に生活している人はバレてしまうリスクが大きいため、実家などに書類は送っておいたほうがよいでしょう。
また、インターネットで情報収集をおこなった場合には検索履歴が残っています。
共用のパソコンなどを使っている場合には、しっかりと検索履歴や閲覧履歴を削除しておきましょう。
結婚調査における個人情報の取り扱い
結婚調査は交際中や婚姻関係にある相手の情報がこと細かに調べられます。
自分にも多少なりとも関係があることですので、だれにも知られたくないと思う人がほとんどでしょう。
そのため、個人情報が守られるのかと心配すると思いますが、調査で収集された情報の取り扱いはどうなっているのでしょうか。
調査終了後の個人情報の取り扱い
探偵事務所に結婚調査を依頼した場合、ずっと資料などが残ってしまうのではないかと心配に感じる人がいるでしょう。
良心的な業者であれば、個人情報保護法や探偵業法にしたがって情報が処理される形になります。
完全に資料などは処分されますので、調査終了後に結婚調査のことが外部に知られることはありません。
また、情報の処分に関しては契約書や重要事項説明書に記載されていますので、依頼をする際には明記されているかどうかを確認しましょう。
結婚調査と個人情報保護法の関係
従来は戸籍謄本の閲覧が可能でしたし、聞き込みによる情報収集も比較的容易でしたが、いまは個人情報保護法が施行されていますので、状況が変わっています。
簡単に他人に情報を提供しない世の中になっているため、結婚調査は高い技術が要求されるようになっているのです。
自分達の個人情報が守られるという安心感はあるものの、調査中には個人情報を保護しようという世の中の流れが妨げになってしまうのは皮肉な話です。
自分も外部に情報を漏らさないようにする
結婚調査が失敗してしまう例として、依頼者が情報を漏らしてしまったというものがあります。
自分だけで調査を依頼していることを抱えきれなかったのか、つい口がすべってしまったのか、友人や知人に結婚調査中であること、相談したことを話してしまったのです。
情報を教えた相手が対象者に伝えて発覚したのですが、失敗を防ぐためにもだれにも結婚調査の相談や依頼をしたことを話してはいけません。
どんなに口が堅い、信頼の置ける人であったとしても、自分から話してしまうことがないようにしましょう。